【前編】ベルリンで部屋探し

Published on 08 Mar 2020

先日1ヶ月弱に及ぶベルリン滞在時の部屋探しが一段落した。噂には聞いていたがやはり簡単ではなかった…がある程度コツみたいなものがあったので前後編にして備忘録的にまとめてみる。

今回は1年のワーホリビザで6月から始まるベルリンのコーディングブートキャンプに参加する予定だったため2月半ばぐらいから(少し早い気もしたが)部屋を探し始めた。ただ闇雲に探しても住宅難のベルリンのことだから一筋縄ではいかないだろうと考え、まずは様子見も含めて以下の条件をもって家探しを始める。

当初の条件

  • 家賃:500€(ユーティリティ込でも550€ぐらい)
  • 立地:治安が良い&Ironhack Berlinから電車で30-40分圏内
  • タイプ:フラットシェア
  • 家具:洗濯機、ヒーター、キッチン、バスルーム周りが揃っていればOk
  • 入居時期:5月末

今シンガポールで住んでる部屋もフラットシェアでキッチンやバスルームは共有で、家賃がユーティリティ込みでちょうど550€ぐらいなのでとりあえずスタートはこれぐらいからと思い検索。

また、Scamが多いことも重々把握していたためReminderとしていくつかの心構えも設定。

  • 現地に行って内見できない代わりにビデオコールでのViewingがダメなところは条件に当てはまっていても基本的にはパス。
  • 掲載写真類はGoogleのImage検索で使いまわしかどうかをチェック。
  • 担当者の名前、メールアドレス、物件の住所など検索可能なものはGoogleで検索。(数件これで事前にScamや悪徳物件を回避)
  • ドイツ語が堪能ではないため英語ができないオーナーもパス。(契約内容の相談や契約後のトラブルを避けるため)

主に使用したサイトは日本語まとめサイトでよく見かけるような以下のサイト。

日系フォーラム

ローカルの部屋探しプラットフォーム

ベルリンで部屋探ししたことある方なら説明不要かと思いますが、HousingAnywhereに関しては日本語のまとめ系では載っていなかったのでちょっと紹介します。

HousingAnywhereの特徴

housinganywhere

メリット

  • UIが優れていて部屋の検索がしやすい
  • 掲載物件がなかなかいい
  • 英語でコミュニケーションがとれる
  • 担当エージェントが過去にどれぐらい案件を成功させたかわかるのである程度信頼できる
  • プラットフォームに関するレビューも概ね良好
  • 直接エージェントにお金を振り込むのではなくHousingAnywhere経由でお金を送るのである程度の保証がある(詳細はCancelation Policyを参照してください)
  • HousingAnywhereのカスタマーケアからフォローアップの電話があったり、相談にのってくれたりする

デメリット

  • エージェントとのやり取りになるので家賃やDeposit以外にFeeが発生する
  • 内見はできない
  • 人気の部屋に応募が殺到するとエージェントが選定するシステムなので確実に部屋が決まる保証はない
  • Scamっぽいエージェントも中にはいる

プラットフォームとしては非常にシンプルで部屋探しを進めていくと類似サイトもいつかあったのでこういうのが主流になりつつあるのかなと思います。

1週目の成果

で、最初の2週間ぐらいはこの4つを中心に空き部屋を物色。気になる部屋があればすぐにメッセージを送って内見の依頼や住民登録可能かを聞いていました。

日系フォーラムで探した部屋は若干相場より高いかもしれませんがオーナーさんからの返信率も高く、安心ある対応で非常によかったです。なので、英語やドイツ語ができない方は日系フォーラムを利用するのは大いにありだと思います。ただ、ちゃんとしたところを借りようと思うと条件は厳しくなるかと思います(理由は後編に記載します)。

参考になるかわかりませんが以下、初期のメッセージテンプレートです。

Hi ○○,

I am looking for a room in Berlin and very keen in your post.

Earliest moving: mid of May
Age: 29
Gender: man
Nationality: Japan
Visa: working holiday visa (1 year)

Current status:
Working in Singapore for an IT company as a team lead.

Kindly feel free to let me know the availability of the house.

Thanks and regards,

本当の本当に必要最低限しか盛り込んでなくて、どの英語系プラットフォームでも全然返信がなかったです。

2週目の成果

部屋探しのプラットフォームを使っていく内にいくつか傾向みたいなのが見えてきました。

まず1つ目はキーワードが大事だということ。最初に作ったテンプレートは短くてシンプルなのですが、1日に何十件とリクエストが来ることを考えると1通目でいかに広告主の興味を惹くかが大事です。

2つ目は信頼度。これには3週目で大きく変更する点でもあるのですが、この時点ではベルリンに行く目的や自分のことを知ってもらえるような内容を盛り込みました。

で、徐々に改良していき相手が気になるようなキーワードを付け足して改良したのが以下。

Hi ○○,

I am looking for a room in Berlin and very keen in your post!

I currently work for an IT company as a team lead in Singapore, and am going to move to Berlin to join in a coding bootcamp and look for a frontend developer position there.

Here is a bit of my detail and do feel free to let me know if you need anything.

====
Age: 29
Gender: male
Nationality: Japan
Visa: working holiday visa (1 year)
Others: Non smoker, not drinker.
Hobbies: Watching movie, reading, working out in gym and cooking.

  • I have been sharing an unit with my friends for 5 years, so no problem to share the stuff:)

Purpose of Working Holiday:

  • Enrolling a coding bootcamp (Fulltime at Ironhack Berlin. I can provide an acceptance letter if needed)
  • Job hunting in Berlin after graduated from it.
  • Currently looking for a room where I can rent at least 6 months and can register the address.
    ===

Ask:

  1. May I know if it is possible to be registered an address?
  2. I would like to see the room via a video call as I am currently in Singapore. May I know if you are able to have a call?

Fully understand that you've received tons of request, but it would be appreciated if you'd reply back as soon as possible, do feel free to ask me anything!

Thanks,

まあ、十分長いんですけどこれをベースに相手によって少しアレンジするようになってからはちょこちょこ返信が来るようになりました。(中には明らかなScamもいましたが…)ちなみに、日本語版はこれを日訳した感じです。

ただ、ここまでで思うように話は進まずでどうしたものか考え込み徐々に焦りが募っていきました。

大きな原因は信頼度を上げれなかったということ。部屋を貸すってのは基本的にはビジネスです。なので、借り主への信頼が保証されないと基本的に部屋は借りれないと思っていた方がいいでしょう。

部屋探し前半でかなり難航したのはこの「信頼」という部分でオーナーを説得できなかったからです。

そこで3週目からある転換を図ります。

-- 後半へ続く --